長男が出品した〇〇が一晩で売れました! | 映画の特典

お金の教育

今回のメルマガはお金の教育における「稼ぐ」の学習テーマについてです。

実は先日長男がメルカリで売ったら買ってくれる人がいるかも、と考えて出品したものがなんと一晩で売れてしまいました。販売価格は1600円ですので、中学2年生にとっては大きな獲得となりました。何を売ったかはメルマガの最後で紹介しますね!

【お金を「稼ぐ」という教育】

家庭で取り組むお金の教育では、お小遣いを「稼ぐ・使う・貯める・運用する」の4つの学習テーマに取り組みます。

今回はお小遣いを「稼ぐ」ことについてとなりますが、お小遣いを「稼ぐ」では次のような事を学びます。

  • お金を稼ぐという事はコツコツ作業である
  • 稼ぎは簡単には増えない
  • 労働で得られる稼ぎには限りがある
  • 稼ぐ方法は色々とある

まず子供たちがお小遣いを「稼ぐ」ようになると、子供たちは「稼ぐ」事が「コツコツ作業」である事を体験的に理解するようになります。作業タスクに対して設定した金額にもよりますが、数十円~数百円ですので、そんな簡単には手元のお金は増えないからです。

また、どれだけ頑張って作業タスクに取り組んでも一日で消化できる作業には限りがありますから、得られるお小遣い(稼ぎ)には上限があるという事も体験的に理解出来るようになります。

さらにしばらく取り組むと子供たちはもっと稼ぐにはどうすればいいかということを考えるようになります。

このように考えが発展することはお金の教育ではとても大切なこととなります。子供たちの自然な疑問であり、答えを探すことは子供たちにとっては成長の機会となります。

【稼ぐ方法の多様性】

ブログをお読みの皆様にとって「稼ぐ」という方法を聞かれたらどのような方法を思いつくでしょうか?

筆者は恥ずかしながら、「労働」という方法くらいしか知りませんでした。もしお金をもっと稼ぎたいなら「副業」「アルバイト」を増やすという方法です。

当然この方法を否定する必要はありません。しかしGAZKID$がお金の教科書としてとても参考にしている「13歳からの億万長者ー入門編」では稼ぐ方法は「労働」の他に、使わなくなったものを販売するという方法も「稼ぐ」方法の一つであると説いていたのです。

この内容に触れたとき、筆者は自分の考え方がとても狭い事に気づかされました。そして「稼ぐ」という方法は、工夫次第で色々と考えることができ、今のようなネット社会においては、インターネットを活用すれば可能性は大きく広がっていることを知りました。

このように「稼ぐ」という方法に枠組みを設けず、柔軟性を持って考えるようになったことで、筆者の場合、例えばYouTuberやブロガーなど、インターネットでお金を「稼ぐ」という事への理解が徐々にできるようになっていったのです。

そして筆者宅ではすでにお金の教育に取り組んでいたこともあり、長男がもっと「稼ぐ」ことにチャレンジしたいと言い始めた際、筆者宅ではメルカリを活用して不要になった物を販売し始めました。
長男がメルカリに取り組み始めた時に販売したものは次の通りです。

  • 漫画
  • トレーディングカード
  • くつ

さらに家族が販売したものは次の通りです。

  • スポーツ用品
  • くつ、衣類
  • おもちゃ
  • 赤ちゃん用品

まずは長男のものを販売し始めたのですが、長男がしばらく使用していなかったトレーディングカードが早い時は数分、数十分で売れたこともあり、取り組み始めは本当に驚いたことを覚えています。

そしてこんなもの売れるのかな?というものもニーズがあれば、時間がかかったとしても売れるという経験も積んでいます。

このような販売経験を長男含め筆者の家族はすでに1年半以上、経験値として積み重ねてきたのです。

【ん?これメルカリで売れるかも。】

このようにメルカリで販売するスキルを高めてきた筆者宅のメンバーですが、先日長男が勉強道具用の収納ケースを整理していたら、以前映画をみた際に配られた映画の特典が出てきました。

それを見た瞬間、長男は「これ、メルカリで売れるかも!」と思い、すぐにメルカリを調べたところ、だいたい1600円で売れそうだという事が分かりました。

そしていざ出品したところ、一晩で売れたのです。

実際に販売したものは「五等分の花嫁」という映画の特典で、映画館で視聴者に無料で配布していたものになります。

長男は「映画代とポップコーン代が返ってきた」と言ってました。確かに、以前の出費を取り戻したと言っても間違いでは無いのかも知れません。

【まとめ】

この長男の気づきと販売できたという実績はお金の教育を実行している筆者にとっては一つの収穫となりました。

それは中学生であっても、「メルカリでは何が売れるか」という感覚を育てることが出来るということ、そして「稼ぐ」という感覚を育てる事ができるという事です。

筆者の予想では、子供が高校生くらいにならないとやはり「これメルカリで売れるかもしれないね」という事を助言をし、「稼ぐ」という事をこちらがリードして教えなければならないと考えていました。

しかし、今回のメルカリでの販売は中2の長男が自発的に行動を起こしたことであり、さらには実際に販売にも成功したのです。

これは中学2年生でも、「稼ぐ」という感覚が育ち、また能動的に取り組むまでになるという事を知れたことはサービス開発の上でも貴重な収穫となりました。

今回販売に成功した「五等分の花嫁」の特典は、以前であれば「ゴミ~」と言いながら資源ごみに捨てていたようなものです。しかしながら、お金を「稼ぐ」感覚が徐々に育ち、さらには不要な物を販売するという感覚も育ったことで、ゴミではなく、欲しい人がいるかもしれないと考え、そして最終的には1600円で売ることに繋がったのです。

お金の教育ではお小遣いを「稼ぐ」経験を積み重ねます。そして「稼ぐ」という事がコツコツ作業であることを学び、一気にお金が増えることも無いことを知った上で、どのようにすればさらに稼ぎを増やせるかを考えるようになります。今回の例は不要になったものを売るという方法を取り上げましたが、もちろん「運用する」事もお金を「稼ぐ」方法の一つになります。

子供たちがお金を「稼ぐ」ことにおいて柔軟になり、より豊かな人生を実現するための経済力を身に着けていって欲しいと願っています。

補足情報のサイト:
メルマガ:金融教育に取り組んでどうなった?「妻編」 
メルマガ:「お金の事」は男の世界!? 
note:妻が今年に入ってメルカリの売上を7万2000円まで増やした話 

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