投資家になる為の「マインド」の準備

資産運用
businessman drawing real estate concept on blue background

投資家になるにはどのような学習方法があるのでしょうか?とても幅広いテーマですね。GAZKID$は家庭で取り組むお金の教育に特化したサービスを開発・提供しています。ですので、子供の頃から取り組める投資家になる方法を一緒に考えていきたいと思います。

【お金の事を理解する為の土台作り】

まず投資家になるには、「お金の事」を理解しておく必要があります。

「お金の事を理解する」という事は、次のような事があげられます。

  • お金は「稼ぐ」必要があるという事。
  • お金は「使ったら無くなる」という事。
  • お金を「貯める」という事は「将来の自分の為に先に支払っておくという事」。
  • 「運用する」という事は「将来の自分の為に、さらにお金を増やすために取り組むこと」という事。

これらの事を理解することが「お金の事を理解する事」になります。

もちろん、税金や金利という事も理解する必要があります。しかし、GAZKID$が子供たちにお金の教育に取り組む中で、上記の4つの本質的な事から理解を深めていく必要がある事を知りました。なぜならば、これら4つの本質的な事こそ、「お金の事」の土台となるからです。この「お金の事」の土台無しでは、税金も金利もよく分からないままになる事が分かっています。

【なぜ投資をするのか】

「お金の事」への理解を深めると、なぜ投資に取り組む必要があるのかへの理解が深まるかもしれません。

まず、投資とは、以前の記事でも触れましたが、日本証券業協会の言葉を借りれば、「自分の持っているお金(資産)を預貯金や投資に配分(運用)することで効率的にふやしていくことをいいます。」としています。

ですので、投資は「お金を効率的に増やす」取り組みであって、「お金を減らす取り組みであってはならない」という事が分かります。

ではなぜ投資に取り組む必要があるのか?この事も以前の記事で触れましたが、以下2点の理由が分かってきました。

  • 平均寿命が伸びている
  • 従来の方法では充実した老後の生活を支えることはできない

上記の事が意味することとは、すなわち平均寿命が伸びたことで、一般的に働いて「稼ぐ」事が出来るお金を、老後の為に「貯めた」としても、足りなくなる可能性があるという事を指摘していますね。
しかしこのことは逆に十分に稼ぐ事が出来ているのであれば、それを将来の為に「貯める」という方法で十分であると考えることが出来ますね。

また、将来の為のお金をさらに増やすためには「稼いだ」お金をなるべく「使わない」という方法も考えることもできますね。なぜならば、お金は「使う」から「無くなる」のであって、「使わなければ無くならない」からです。

このように、なぜ投資を行うのか?という事を考えるだけでもお金の事の基本である「稼ぐ」「使う」「貯める」「運用する」という視点から見ると、色々と考えることが出来ることが分かりますね。

あなたにとって「投資する目的」は何でしょうか?

GAZKID$では子供たちを対象にお金の教育に取り組むことをサポートしていますが、取り組みのゴールは「まずは1億円を手に入れる」という事を目標設定としています。

これは「13歳からの億万長者」という本を参考にしていますが、理由としてあげられているのは、技術の進歩と様々なサービスの発展で1億円というお金を手に入れることに取り組みやすくなったという事、そして1億円あれば、将来「何か困ったとき」や「大きな出費があるとき」の為に困らなくて済むような準備が出来るからと述べています。

何か困ったときという事の一つは病気や事故、大きな出費とは家を買う事などを例としてあげています。

本の中では1億円あればまずは安心だと言っていましたが、あなたは1億円あれば安心でしょうか?

少し立ち止まって考えることで投資の目的が見えてくるかもしれませんね。

【投資家になるために取り組むこと】

世界的に有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏によれば、投資のルールは、「第1ルール、損しないこと。第2ルール、第1ルールを忘れるな」と言いました。

さらに、「投資」に取り組むという事は「自分の持っているお金(資産)を預貯金や投資に配分(運用)することで効率的にふやしていくこと」に取り組むという事になるのです。

ちょっと意地悪な言い方をすれば「損をする取り組み」は投資とは言えないのです。

では絶対に成功する投資なんてあるの?という事になりますね。

実は成功する投資を探していく道こそ、投資家になるための道のりとなるのです。

【売買の基本を知ることで相場への理解が深まるかも】

いきなり必ず利益を出す投資と言われてもちょっと難しいかもしれません。しかし、利益を出すという事を学ぶのは意外と難しくありません。

「13歳からの億万長者」でも触れているように、今の時代色々と便利な世の中になっているのです。

GAZKID$ではお金を「稼ぐ」という方法の柔軟性を体験するためにメルカリというサービスの利用を推奨していますが、自宅で不要になったものを販売する、さらには自分のアイディアを働かせて、売れそうなモノを仕入れたり、作ったりして、実際に販売してみるという事も、「お金の事」への理解を深めてくれます。

これらの取り組みを重ねれば、次第に「利益は仕入れで決まる」という事が分かってきます。

仕入れが高ければ利益は減ります。そして販売価格から送料や手数料などを引いた残りの金額よりも仕入れ値が高くなれば利益を得ることが出来ません。

「投資」も全く同じ原理が働いています。

投資したモノが相場よりも高かったとしたら、買った時点で損をしたことになります。

逆に投資したものが相場よりも安く買えたとしたら、買った時点で利益が得られたという事になります。

実際にメルカリを利用すると、メルカリで買ったモノが、買った価格よりも高値をつけて売れることがあります。

筆者もそのことを何回か経験しています。これはメルカリの相場が関係しており、例えば野球やサッカー用品が4月によく売れるという事だったり、赤ちゃん用のグッズは年中比較的相場が高いという相場への理解が、買ったものをさらに高く売るという結果に繋がるのです。

投資も同じことなのです。投資家は金融商品において将来の相場がどのような相場になるかを予想しながら、今どのようなモノに投資すれば将来高い利益を得られるかという事を判断していくのです。

【投資家になるためには】

投資家になるためにはまずは「お金の事」について理解を深めることが大切です。

そしてなぜ投資に取り組む必要があるのか、という問いに対し、自分の答えを持つ事が大切です。

そしてゴールが設定出来たら、投資家として相場の事や税金、さらには利回りという少し難しいテーマに学習を進めていけば良いのです。

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