メルマガをずっとお読みくださっている方はご存じかもしれませんが、お金の教育でお小遣いを「稼ぐ」ことにチャレンジすると、作業タスク以外でも「稼ぐ」事が出来ないかにチャレンジすることになります。これは「稼ぐ」の応用編でもありますね。
そして筆者宅では子どもたちにメルカリで不要になったものを売るというチャレンジをさせ、結果的に長男は読まなくなった漫画や遊ばなくなったポケモンやデュエマのトレーディングカードを売り、2万円以上のお小遣いを「稼いだ」経験もあります。
このことについて少し掘り下げた動画をYouTubeでアップしているので、ぜひご参考までに見て頂ければと思います!
【チャレンジ】
メルカリを使用して不要なモノを売るようになったのは2022年1月からとなります。
筆者宅では妻が主に販売を担当してくれていますが、妻は「売る」のがとても上手で、より高く買ってもらう事のスキルがあります。
スキルを磨いた妻は、この7カ月で10万円以上を販売することに成功しています。
このようにメルカリを使うようになり、実際にメルカリで我々が販売するモノが売れる経験を積み重ねたところ、ふと、チャレンジしてみたくなった事がありました。
それは安く売られているものを仕入れてメルカリで販売してみるという事です。
この思いが生まれた経緯は、自宅の近所のスキーショップの店頭で、ランニングで使用するウエストポーチが在庫処分でとても安く売られているのを見たからです。
私自身ランニングをしており、ウエストポーチやアームポーチはランニングの際の必需品となっているのを知っていたので、買いたい人はいるだろうと思ったのです。
【購入】
店頭で販売されていた商品の定価はスマホで調べると数千円するようなもので、日本ではあまり知られていませんが、ちゃんとしたスポーツブランドが出している商品という事が分かりました。
それが在庫処分で500円で販売されていたのです。
在庫処分の理由はサイズがSサイズしか無かったので、売れ残ったサイズを安く売っていたのだと思います。
しかし、Sサイズであれば、メルカリは購入対象が沢山いるので、ちゃんとしたブランドのモノで、しかも未使用・新品ともなれば、買ってくれる人がいるのでは?と考えたのです。
さらに500円ですので、失敗してもいつか子どもが使えるしという事で一つ買ってみることにしたのです。
【なかなか売れない、、、】
買った後、メルカリでの販売は妻にお願いしたのですが、始めは定価通りの値段をつけて販売しました。
しかし閲覧回数はあるものの、いいねも付かず、妻はこれは売れないかなーと感じていました。
それは、同じ様なものが500円~1000円程度で売られているからです。
売り出してから数週間売れないと、もう売れないねーなんて話しており、ふと気が付くと、筆者自身もそのウエストポーチの事を思い出すこともなくなるくらい売れない時間が続いたのでした。
【売れた!】
しかしながら先日、ふと妻が「ウェストポーチ、売れたよ!」と声をかけてくれたのです。
実に販売開始から5カ月程かかりましたが、筆者が500円で仕入れたSサイズのウェストポーチが売れたのです。販売価格は1300円となりました。
利益は仕入れ値が500円、送料175円を差し引いて、625円となりました。
【一つ一つチャレンジし、学びを手に入れていく】
筆者がチャレンジしたことというのは、不用品を販売して「稼ぐ」という体験学習を積み重ねていく中で、トライしてみたことになります。
家庭内の不用品もある程度販売してしまうと、売るものはなくなります。
しかしメルカリでは実際に買いたい人が沢山いて、自分の家庭にはないものでも、欲しい人がいれば買ってくれるようなものは沢山あるわけです。
さらにそのような「ニーズ」があるものを近所のお店で安売りをしていたら、それを買ってメルカリで売っても売れるかもしれないと考えたわけです。
その考えに取り組んだことが今回のチャレンジだったわけです。
起業のプロセスを解説した本「起業の科学 田所雅之著」という本の中に、事業を「自分事」に出来るかどうかという記述があるのですが、ランニング用のウエストポーチは週3回ランニングしている筆者にとっては自分事でした。さらに、メルカリでそれを購入している人がいる事も知っていました。更には筆者の妻が販売力を磨いていたという事もチャレンジ出来た理由の一つになっています。
このように学習を積み重ねることができたことが、今回の「仕入れて販売する」というチャレンジへの成功を手に入れることに繋がったわけです。
【チャレンジからの得た学び】
今回のチャレンジは成功に終わりましたが、実際には販売開始から半年以上が経過していたわけです。
これはやはり在庫期間が長すぎますよね。
ですので、次回また「仕入れて販売する」ということにチャレンジする際は、いかに販売期間を短縮できるか、という事が取り組み課題となるのだと思います。
しかし半面、「仕入れて販売する」事は今回成功したわけですから、需要と供給のマッチさえあれば、このやり方も稼ぐ方法の一つになり得るということも学ぶことが出来たことになります。
【まとめ】
お金の教育では「稼ぐ」ことに取り組みますが、「稼ぐ」方法はとても幅広く、自由です。
筆者は「稼ぐ方法」はアルバイトや正社員になることしか知らなかったわけですが、筆者の子どもたちは稼ぐ方法は柔軟性に富んでいることを子どものうちから学習出来るわけです。
このことを思うと本当に羨ましい時代に生きているな、と感じます。
「稼ぐ」事への取り組みは家族で取り組めるようになると、とても楽しい取り組みになってきます。
ぜひみなさまもお金の教育に家族で取り組んでいただき、楽しいお金の教育を実現してもらえたらなと願っています。
筆者が投稿しているYouTube動画で、筆者の大学時代の知人(女性)が大学生でありながら、都内で購入できる「ギャル服」をヤフオクで売って「稼いでいた」いたという体験談も紹介してます。とても面白い体験談となっていますので、ぜひ動画も参考にして頂ければと思います。リンクは下に掲載してあります。
補足情報のサイト:
YouTube:【お金の教育】子供と話し合おう!!子供がどうしたらもっと稼ぐ事ができるのか?どんな方法がある?【ステップ1「稼ぐ」後編 ~応用~ 】
メルマガ:金融教育に取り組んでどうなった?「妻編」
note:妻が今年に入ってメルカリの売上を7万2000円まで増やした話
本:起業の科学 田所雅之著
コメント