資産運用・資産形成のゴールはお金を増やすことである

資産形成

筆者はGAZKID$の開発やお金の教育のサービス開発に取り組むという理由もあり、2021年4月より運用する事に取り組んでいます。

また筆者の長男は昨年末より運用に取り組んでいます。

さらについ先日妻と長女・次女も投資に取り組み始めました。

運用に取り組むようになり、資産運用・資産形成の目的を再確認する出来事があったので、考えをまとめてみます。

【まずは投資に慣れる】

まず筆者は2021年4月から投資にチャレンジするようになりましたが、始めは右も左もよく分からず、最もハードルが低いと感じたポイント運用から取り組みを始めました。

2021年4月~12月は株式相場も右肩上がりでしたので、ポイント運用も利益が出ていました。ポイント運用ですので、数十円という世界でしたが。

そしてポイント運用に慣れるに従って、色々な投資サービスがあることを知り、次はクレカ投資というサービスに挑戦してみました。

実はポイント投資を行っていたクレジットカード会社からの宣伝に便乗したのが取り組むきっかけとなっています。

クレカ投資では積立NISA用の投資信託が2コース用意されていたので、よくわからないまま、その2コースで毎月2000円程度を積立始めました。

ポイント投資ですと、まだまだお金を実際に投資しているという実感は生まれませんでしたが、このクレカ投資からは自分のお金を投資しているという実感が湧くようになりました。

また運用実績においては上昇は緩やかなものの、利益が少しずつ上乗せされているような印象で、常に含み益を得ることが出来ていました。

ポイント投資とクレカ投資に慣れたころ、これもまたクレカ投資からの広告だったのですが、スマホアプリで証券口座が開けるという事を知り、実際に証券口座を開設することにしました。

この時初めて自分で投資信託を選び出し、毎日選んだ投資信託に数百円ずつ積み立てるという取り組みを始めました。

この積立では投資の感覚がより一層強くなってきました。また投資スタイルは長期的に取り組めば損をするリスクが下がるという事を学んだので、長期投資のスタイルとなっています。

このころから投資信託というものには様々な種類があることを知り、投資信託をより多く扱っている証券会社の口座開設を行い、いよいよ本格的に積み立てなどに取り組むようになりました。

しかしながら、残念なことに2021年12月頃から株式相場は世界的に下降し始め、2022年7月までずっと筆者が保有している投資信託はマイナス益となってしまっていました。

ポイント投資、クレカ投資、アプリ証券、そしてオンライン証券、全ての口座でマイナスとなっていました。

しかしながら、この下落相場も学びがあり、長期的にみると良い経験を得ることが出来たと感じてます。

【相場から学ぶ】

2021年4月~12月頃までは株式相場の上昇の波に乗り含み益を楽しみ、2021年12月~2022年7月までは一転して下落相場の中で含み損益と向き合い続けることになりました。

しかしながら、この上昇と下落の二つの相場をたかだか1年間の運用の取り組みで経験出来たことは大きな財産となったように感じています。

それは、下落相場は長期投資スタイルから見ると「買い場」となる事が分かったという事。そして買い場である事を学び、投資信託を買い増すという決断が出来たという事。その結果、相場が上昇に転じた際、一気に含み益が10%程度まで回復したことなどを経験することが出来たからです。

また、下落相場を毎日のように確認し続けたことで、なんとなくこれ以上下がってこないな、、、というタイミングに気が付くことができ、妻、長女、次女の運用を開始することが出来たことも大きな収穫になっています。この判断のお陰で、3名とも運用開始直後から含み益を出し続ける運用となっています。

【含み益が出ることが気が付いたこと】

筆者は半年間含み損益と向き合い続けたわけですが、実は筆者の長男が運用に取り組み始めたのは今年の1月となります。ですので、長男も開始直後から7月まで半年以上に渡って筆者と一緒に含み損益と向き合い続けたことになります。

その間、筆者は相場の勉強という事もあり、毎日一度は自分の証券口座をチェックしてどのように下がっているかを確認していましたが、半面長男は含み損益は興味がなく、スマホで簡単に確認できるにも関わらず、自主的に口座をチェックしている様子はありませんでした。

しかしながら、含み益が出始めたここ1,2週間は毎日のように口座を確認するようになりました。

このような長男の反応を見て、資産運用・資産形成はやはり「お金を増やす」という事がゴールであり、お金が増えることに向かう事で学習意欲も向上するということに改めて気づくことが出来たのです。

筆者は含み損を抱えていても、長期的な視点に立ち、今が買い時であるという事を学び、買い増しを判断しました。しかしこれも将来的な利益を獲得するために選択した行動となるのです。

また投資信託を選ぶ際も、将来的に自分のお金を増やしてくれる可能性が最も大きいものを選んでいます。これもやはり将来的に利益を得るために行っている取捨選択となっているのです。

【お金を増やすことはゴールである】

改めて思ったことは、企業努力とはより良いサービスや商品を社会に提供するということにつきますが、利益を生み出す仕組みを持っていなければどれだけ良いサービスや商品を提供できたとしても資本主義の社会では長期にわたってサービスや商品を提供することは出来ません。

しかしこれは家庭経済も同じであり、お父さんやお母さんが働きにでているのは、家族の経済活動を継続させるためという事になるのです。

もしお給料が止まれば、家計は破綻するのです。

そして資産形成・資産運用はこの家計経済をより長期に渡り、より豊かに維持・継続するために取り組むものとなっているのです。

ですので、利益を出すことが目的となっていて当然の事となりますし、利益が出なければ利益が出るように取り組み、家計経済をさらに豊かなものにするためには、より利益が出る方法をそれぞれ自分にあった運用方法で模索することがゴールとなるのです。

【まとめ】

筆者は2021年4月から運用に取り組んでおりますが、当初は「運用に慣れる」事をゴールとしていました。

もちろんスタート時ですので、そのような姿勢は良いのですが、運用に取り組み1年半が過ぎ、家族も運用に参加するようになり、さらに含み益が出始めたことで、運用に慣れてきたのであれば、次のステップは「しっかりと利益を出す」というゴールに向かって学習を進めていく必要があるという事を改めて気が付くことが出来たのでした。

運用に取り組むには時間を必要とします。

まず最初は慣れることから始め、少しずつ経験値が貯まってきたら、しっかりと「利益を出す」事をゴールに設定し、その目標を達成することに全力で取り組んで欲しいと思っています。

みなさまの資産形成・資産運用がさらに勢いを得られるよう、スタッフ一同お祈りいたしております。

補足情報のサイト:
コンテンツサイト:投資家になる為の「マインド」の準備 
コンテンツサイト:投資するなら 
note:損している株に増資する??? 

コメント

タイトルとURLをコピーしました