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お金の教育

新しい年が始まり、色々と新しい目標に取り組み始めた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

筆者宅で実際に子どもたちとお金の教育に取り組むようになり、2023年1月で1年と9カ月が経過しました。その間、子どもたちはもちろんの事、筆者も多くの学びを得る期間となりました。

まずはお金を「稼ぐ」事が労働による方法だけではなく、メルカリなどを通じて不要な物を販売するという方法など、「稼ぐ」事はとても柔軟であることを学びました。加えてお金を「使う」際は出来るだけお金を使わない方法を身に着ける事ができるという事も学びました。更には長期積立投資を通じて、お金を「運用する」事も学び始め、株式市場が下降相場であった昨年は実は長期的にみると「買い増し」の年であったという考え方も学ぶことができました。そして昨年の11月頃からは「少額貯金」にも筆者自身がチャレンジするようになりました。

家庭でお金の教育に取り組むと保護者が子どもたちの先生になる為、筆者自身も先生としての成長を求められるわけですが、その成長過程で筆者自身も一つ一つ学びを得ていってます。

【稼ぎを倍にする方法】

厚切りジェイソンさんのお父さんはクーポン券や割引券を常に持ち歩き上手にお買い物をするお母さんの事を、「(お父さんの)稼ぎを倍にしてくれているんだよ」と評価していたそうです。

この表現はお金を使う際の本質を捉えた名言だと思っているのですが、割引券やポイント還元を上手に活用するスキルは文字通り、手持ちのお金の価値を高めてくれると言っても過言ではないのです。

例えばペットボトル飲料の炭酸水であれば、コンビニで購入すれば100円以上しますが、スーパーなどお手頃価格で商品を取り揃えているお店に行けば一本60円とかで買えたりします。100円で買ってもおつりがもらえるわけですね。

同じ100円でも買い方を工夫することで40円を手元に残すことができるというわけです。そしてこのような努力を積み重ねることで、厚切りジェイソンさんのお父さんがいうように「稼ぎを倍にしてくれる(増やしてくれる)」ということになるのです。すなわち、同じお金で購入できるものの量を増やすという事ですね。

筆者はお金の教育の先生になるプロセスを通じて、このようなお金を「使う」際のスキルアップを手に入れ、さらに稼ぎを増やす為のスキルを身に着けていく努力をするようになりました。

【技術を身に着ける】

家庭で使う「道具」には様々あります。手の中に納まる調理器具のような物から自転車や車など大きいものまで、私たちは生活を営むうえで様々な道具を使っています。

そしてこれらの中には「メンテナンス」が必要な物があります。

筆者が少しずつ身に着けている技術はこれらの「メンテナンス」のスキルと言えるかも知れません。

以前より筆者は料理が好きな事もあり、「包丁を研ぐ」というスキルの習得を自分なりに学んで来ました。包丁を研ぐスキルはYouTubeやインターネットの情報を参考に習得しました。独学ですので、感覚的な事が分からず、15年近くかかったと感じてます。最近は包丁を研ぐ度にそれなりの切れ味が安定して得られるようになりました。

そしてこのような技術を得たことで、筆者は包丁を研ぎに出すメンテナンス費用はゼロ円となっているのです。

もし包丁を研いでもらうとしたら、シルバーセンターなどでお願いする場合は500円くらいからとなり、包丁の専門店にお願いするとしたら2000円前後が相場となります。ですので、毎月のように包丁を研ぐ筆者は年間6,000円~24,000円の出費を抑えることができているという事になります。

包丁を研ぐ為の技術習得は筆者にとっては長い道のりとなりましたが、常に切れ味が良い包丁で料理ができるのはやはり気持ちが良いものです。特に料理が好きな筆者にとって料理をより楽しいものにさせてくれると感じています。技術習得によってお金の節約と料理の際の楽しみの倍増、二つの収穫を得ることができました。

この他にも、昨年11月には、7年程使っているG-Shockの電池交換を自分でやってみました。

気に入っている腕時計でしたが、以前より操作ボタンを押すと異音が鳴るようになり、さらにはライトが暗くなってしまいました。ですので、異音なども「電池残量」が原因だったのでは?と思い、電池交換をすることに決めました。

電池交換は近所のデパートですると、1,200円程度の見積もりでした。大手家電量販店でも機種にもよるみたいですが、1,000円強という事でした。

娘の1,000円程度の時計や、息子が100円ショップで買った腕時計などが壊れた際に裏ブタを外したことがあったので、電池交換程度であれば自分でもできると思い、インターネットの情報を検索してみました。調べてみると意外と簡単そうだったので、自分で電池交換にチャレンジしてみました。

G-Shockの電池交換の情報は豊富にあり、機種ごとの電池の種類もすぐに分かったので、近所の100円ショップに向かい、規格に適合しているボタン電池を購入しました。そしてオンラインで提供されている手順に従って電池交換を無事に終わらせる事ができました。

電池交換のスキルを得たことで、1,000円の手間賃を100円に落とすことに成功したというわけです。

この他にも昨年はいろいろとチャレンジしてみました。赤カビが発生した新品未使用のコンバースを2,100円で購入し、カビを完全に落として全く問題なく履けるようにしてみたり、自転車を購入する際は、しばらく使用されていなかった定価12万円のブランド自転車を18,000で購入し、メンテナンスし、使えるようにしてみたりしました。

赤カビを洗い流すチャレンジも、自転車のメンテナンスも、今までの知識の上にインターネットの情報を加え取り組んでみました。

特に赤カビは「酸素系漂白剤」を利用し、見事に落とすことができたので、とてもお買い得な価格で靴を手に入れる事が出来たのです。

筆者は丁度白い色の靴が欲しいと思っていたので、オンラインショップで同じ系統のコンバースを買うと6000円前後になる事が分かっていますが、それを2100円で手に入れることが出来たのは実質約4000円の出費を抑えることができたことに繋がります。

さらに、18,000円で購入した自転車はしっかりとメンテナンスを行ったので、同価格のママチャリよりも遥かによい乗り心地を得ることができています。加えて錆などを完全に落としてしまえば、25,000円での取引実績もあるので、うまくいけば手離す際に利益を得られる可能性もあることになったのです。

【まとめ】

新しい年が始まりました。新しい目標はお立てになられましたか?

お年玉を手に入れた子どもたちは何を買おうかと目の色を変えている頃かもしれません。

お金の教育を受け、お金のことに関する学びを深めると、「稼ぐ」事と「使う」事はバランスを取り合っている必要があることが分かってきます。

「稼ぎ」を増やす努力は継続すべきですが、「使う」際に出来るだけ出費を減らす事にも取り組む必要があるのです。

そしてお金を「使う」スキルには、割引やクーポンなどを使う方法のみならず、家で使う「道具」のメンテナンススキルをあげる事も含まれるのです。

昨年の私は少なく見積もって、包丁を研ぐこと、時計の電池交換、さらには白いコンバースの購入を通じて、約9,000円を節約することができました。さらには自転車の購入の際は、ブランド自転車がもたらしてくれる快適な自転車ライフに加え、手離す際に利益を生み出してくれるチャンスも手に入れることができたのです。

お金の勉強に取り組んでいるのであれば、家で使う道具のメンテナンススキルを一つでも身に着ける目標を立ててみては如何でしょうか?

本コンテンツサイトでも筆者がチャレンジした節約スキルを少しずつ紹介していこうと思います。

今年もみなさまにとりまして実りの多い1年となるようスタッフ一同心からお祈り申し上げます。

補足情報のサイト:
note:厚切りジェイソンさんが家族全員が一生困らない財産を築いた方法 
コンテンツサイト:稼いだお金を倍にする方法 | 節約・倹約が購買力を増幅させる | 金融リテラシーの視点 

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