お金の教育に取り組み1年7カ月、中学2年生はタイミング投資にチャレンジしようと考えてます

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筆者宅では昨年4月よりお金の教育に取り組むようになりました。現在中学2年生の長男は昨年4月よりお小遣いを「稼ぐ・使う」事に取り組み始め、今年の1月より「貯める・運用する」事にも取り組み始めました。

そして先月、お金の教育への取り組みを通じて、また一つ成長の機会を手に入れようとしています。

【投資信託を買い増すタイミング】

以前、メルガマ「長男が上場投資信託の買い時を考えるようになりました!」で少し触れたことがありますが、長男は今年1月から「運用する」ことに取り組み始め、アメリカの株価が更に下落する前に少しまとまった金額を資産運用にあてるという機会がありました。

そのタイミングというのは筆者の妻や当時5歳児と1歳児の妹たちも運用を開始した頃で、妻の資産が運用開始直後に含み益がすぐに2万円以上になるなどしていた頃でした。

その頃はアメリカの株は全体的に底を打ったと考えられ、購入した金融資産がすぐに含み益を得るようなタイミングでした。

このような家族の状況を見て、長男もまとまった金額を追加投資する事を決めたのです。そしていつ購入するかという事を検討している時期でもありました。

長男は上がった株価がまた下がると考え、購入時期を見合わせていたのですが、長男以外の家族が全員1万円以上の含み益を抱えており、さらに筆者が「(株価が下がらずに)もっと上がってくるかもねー」という余計な助言をしたため、本人の考えは揺らぎ、さらに上がっていかれないように、購入判断をするという結果となったのです。

しかしその後、しばらくすると、株価は彼の予想通り下がった上、アメリカ株はさらに下落局面を迎えることになりました。

【積立方法】

筆者の投資方法はとてもシンプルでアメリカの人気が高い投資信託に毎日数百円ずつ自動で積み立てています。

この手法は「ドル・コスト平均法」という格好いい名前がついていますが、やっていることは、毎日同じ銘柄に同じ金額を自動で積み立てるという事です。少し理屈を説明すると、常に一定金額を、定期的」に購入することで、「価格が低いときには購入量(口数)が多く、価格が高いときには購入量(口数)が少なくなり、平均購入単価を抑えることを期待する(三井住友銀行WEBサイトより抜粋)」という手法になります。

これに対し、毎月決まった金額を自分のタイミングで買い増すという方法もあります。この方法が功を奏すと、ドル・コスト平均法よりさらに平均購入単価を抑えられる可能性が出てきます。

筆者は投資信託の購入タイミングを判断するほど相場は見ていないので、ドル・コスト平均法にて積立投資を行っていますが、実は長男は自分のタイミングでより効果的に投資信託を買いたいという考えを持っているようでした。また、筆者の妻もこの手法を好んでいるようです。

【経験の積み重ね】

お金の教育に取り組むようになった頃、「運用する」事に関しては右も左も分からない状態でした。

さらには中学生の長男や投資に不安や恐れを抱いている妻が運用する事に取り組むようになりどのように成長するか、または成長できるのかさえも分かりませんでした。

しかしながら蓋を開けてみれば、お金が生活を守るものである以上、大人も子供もお金に対しては興味と好奇心を持っており、それが学習意欲を与えてくれるという事を今では理解することとなっています。さらに、自分の為にお金を働かせる方法となる「運用する」事は、長男にとっても筆者の妻にとっても経験を積み重ねる中でそれぞれの感じ方や考え方で学びを得ています。

このような成長を見ていると、やはりお金の教育はまずは始める事、そして「運用する」事もまずはやってみる事から始める事でも少なくとも成長の機会はあるという事が分かりました。

また中学生であっても中学生なりにより効果的に投資するにはどうしようかという事を考える事が出来るということも学びとなりました。加えて投資に対して不安や恐れを抱いていた筆者の妻も実際に投資に取り組む事で、投資そのものへの興味が増し、今では投資の自主学習にも日々取り組んでいます

【まとめ】

子供の吸収力には大人も驚かされることがありますが、お金の教育を通じて長男が得ている成長は筆者の想像を超えるところとなっています。

お金の教育はまだまだ歴史が浅く、子供たちがどのように成長できるのかという事もやってみないと分からない事となっています。

情報がないことから来る不安や恐れはあると思いますが、まずは取り組んでみることで見えてくることがあることも確かな事であり、子供たちがいずれ向き合うことになるお金に関する事を少しでも保護者と一緒に体験できることは、子供たちにとってはよい体験になるのではないでしょうか。

お金の教育に取り組み新しい成長をご家族のお一人お一人が手に入れる事ができるよう、GAZKID$は精一杯より良いサービスを提供していこうと考えています。

補足情報のサイト:
メルマガ:長男が上場投資信託の買い時を考えるようになりました!
外部サイト:ドル・コスト平均法とは?

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