金融教育に取り組んでどうなった?「(メルマガ)筆者編」

お金の教育

今回のメルマガは「筆者宅の進捗」シリーズ最後となります。筆者自身が得た成長を紹介させていただこうと思います。

【やる気との関わりの発見】

実際に家庭でお金の教育に取り組むようになって、やる気の仕組みである「内発的動機付け」と「外発的動機付け」を知ることができたのは、手に入れることができた発見の中では大きなものの一つとなります。

これは子育てにおけるコツのようなものを手に入れた感覚と同様に、人間がそもそも異なっているという事をより深く理解できる学びともなりました。

また前回のメルマガで紹介させて頂いた「Job Craftingから学ぶ「内発的動機付け」の応用」に関して、自分自身の「内発的動機づけ」を積極的に働かせるという学びも得ることが出来たのはおおきな収穫となっています。

家庭で金融教育に取り組む中、「なぜ子どもでもお小遣いが何かに取り組む動機となるのか?」という疑問を持ったことでやる気のからくりを学ぶことになりましたが、この発見はサービスを開発するうえでも、子育ての中でも、更には自分の行動力をコントロールするということにおいても成長を手に入れることが出来ました。

【お金を「稼ぐ・使う」】

子どもに金融教育を実施する以上、筆者自身、自分で自分を教育し、スキルがある先生になれるよう務めたわけですが、このプロセスの中で筆者自身「稼ぐ」という事において凝り固まった考え方があるという事がよくわかりました。

すなわち「稼ぐ=就労または労働」と考えていたわけですが、「稼ぐ=不要なものを売る」「稼ぐ=YouTubeなどのSNSで収益を得る」「稼ぐ=メルカリなどで自作したものを売る」というように「稼ぐ」事が就労や労働に縛られる必要がないという事に気が付くことが出来ました。

そしてこの考え方は子育てにおいても大きな変化をもたらすことになり、特に長男に関しては後2年ほどで高校生になるわけですが、アルバイトをする際、コンビニやファーストフード店などだけではなく、自分の好きな歌を「稼ぐ」ツールにしたり、自分が好きな工作や理科を応用し、不良のパソコンを購入して直してそれを販売するという方法だってあるかもしれないというような、柔軟性がある考えを提供してあげられるようになりました。

またお金を「使う」ということにおいても、いつも使っているAmazonで買い物をするのではなく、妻のアドバイスでソフトバンクユーザーであれば割引率がより高くなる場合が多いYahoo!ショッピングを利用するようになったり、楽天やメルカリ等も積極的に価格調査やポイント還元率などを調べるようになりました。さらにはユニクロで洋服を買う際などは期間限定セールを待ってより安い価格で買う事に務めるようにもなりました。

加えて、今まで使ってこなかった決済ツールも積極的に利用してみようという意欲も得ることができ、今ではファミリーマートが提供するファミペイという決済ツールを利用することで週に一回程度の頻度で、アルコール飲料を無料で手に入れる事も出来ています。

【お金を「貯める・運用する」】 

お金を「貯める」ことに関しても学ぶことは多くありました。お金を「貯める」目的として、災害や病気などによる突然の出費に備えておくという事も学ぶことが出来ました。そしてこの目的に沿って「貯める」金額のゴールは生活費の3か月分から半年分くらいを目標にするという事も学びました。

さらにこの「貯める」という学びのお陰で、毎月いくら位を「運用する」ことに使えばいいかも理解が進みました。

「運用する」事においては時間を見方につけることが出来るという事。そして少額投資を通じて投資信託という事を学べたこと。また長期的にみると、今の「株安」は「買い時」でもあるということも学ぶことが出来ました。

【FIREと老後】

金融教育に取り組む事が無ければ、FIREに関しても疎かったと考えています。実際にFIREした友達に詳しく内容を聞いたりすることも無かったと思います。しかしながら、金融教育に取り組む中、実際にFIREした友人の話はとても興味深く、筆者自身の金融教育の学びを深めてくれた機会となりました。

また老後に対する取り組みは今までは「健康管理」を積極的にやっていましたが、年金などへの学びも深めることが出来たと同時に、老後までにFIREの状況を作っていく事で「年金問題」に左右されない老後の生活を送ることが出来るようになるという事も学ぶことが出来ました。

【まとめ】

金融教育に取り組む中で筆者自身が得た学びは一つのメルマガに書ききれないほどあります。

上記で触れた事は学び得たことの一部でしかなく、やはりお金と人生の関わりは奥深いものがあると日々感じています。

みなさまも家庭でお金の教育に取り組む際、子どものみならず保護者自身もお金のことについて学ぶ機会となると思います。

ご家族で取り組む金融教育が、子どものやる気を増やすだけでなく、良い学びの機会となれればと思っています。

補足情報のリンク:
メルマガ:金融教育に取り組んでどうなった?中学2年生の長男編 
メルマガ:金融教育に取り組んでどうなった?歳児の長女と1歳の次女編 
メルマガ:金融教育に取り組んでどうなった?妻編 
コンテンツサイト:FIRE -経済的自立、早期引退- とは、またFIREは可能なのか? 
コンテンツサイト:お金ってどうして大切なの? 
note:電子決済を利用し始めたら毎週タダでアルコール飲料をもらえている話 

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