Job Craftingから学ぶ「内発的動機付け」の応用

やる気

先日Job Crafting(ジョブクラフティング)という言葉があることを知りました。この言葉は仕事をしている大人が自分の仕事に意欲的に取り組む事が出来るように工夫することを指している言葉のようです。

今回のメルマガではこのジョブクラフティングが「内発的動機付け」の応用にヒントとなるかもしれないと感じたので一緒に学んで行くことが出来ればと思っています。

【ジョブクラフティング】

ジョブクラフティングには次の3つの工夫の方法があるようです。

1.タスククラフティング(作業を工夫する)
2.リレーショナルクラフティング(人間関係を工夫する)
3.コグニティブクラフティング(認識を工夫する)

ではそれぞれを簡単に説明してみますね。

「タスククラフティング」では業務に関する作業の種類、期間、順番、さらに量を工夫することを指す言葉のようです。ジョブクラフティングを紹介している記事の中で、ある女性のビジネスパーソンが「タスククラフティング」を実行し、自身の業務スキルを積極的に教えていくという取り組みを開始したそうです。この取り組みでは、社内スタッフのみならず顧客に対してもワークショップなどを開催したようです。この「タスククラフティング」という取り組みを通じて、彼女は自分の「内発的動機付け」に繋がりやすように業務の作業を応用したことで、仕事に対する「意欲」を作り出している事が分かりますね。この仕事が内外で認められ、結果的に彼女は働いている会社から任命を受ける形で、大学の講義にも送り出される事となったようです。

次は「リレーショナルクラフティング」です。これは仕事でどのような人と関わりを持つかを工夫するという取り組みとのことです。ジョブクラフティングを紹介している記事の中では、研究室で働くある男性の話が紹介されていました。彼の仕事は化粧品開発の調合師であり、仕事内容は指示書に完全に従うことになるため自由度は低く、さらには人とのコミュニケーションも大して必要になる仕事ではないようです。しかし彼は人との関わりが好きな性格な為、この状況を打破しようと、「リレーショナルクラフティング」に取り組むことにしました。彼は元来、調合室で使用する特殊な機器、そしてそれらを設計および製造した技術者にとても魅了されていたようです。なので、彼は機器の技術者と積極的に関わりを持つように工夫したのです。そうすることで彼は自分の仕事に「好きな事」を見出すことで、結果的に「内発的動機付け」を働かせ仕事に対する「意欲」を作り出したのです。そして意欲が生まれた取り組みはやがて社内でも認められるようになり、彼は社内で新しい職務につき更に仕事の充実を手に入れることが出来たようです。

最後は「コグニティブクラフティング」です。これは仕事で取り組んでいる作業タスクに対する「認識を工夫する」方法となります。早速事例を見ていきましょう。病院でハウスキーパーの職についていたある女性の取り組みとなります。この女性の院内での主な作業は「病室清掃」となります。しかし彼女は彼女の仕事を「掃除以上」のものと考え、「コグニティブクラフティング」に取り組み、最終的に彼女は自分の仕事を「掃除」から「人々がより早く回復して退院すること」という見方をするようになりました。仕事に対する見方を変えた彼女は、特に冬の間は冷えやすいトイレの管理を念入りに行う事で患者を危険にさらさないように取り組み、日常的に患者が利用する物資が不足しないように目を見張り、院内の管理がいきわたっているという安心を患者に与えるように努め、さらには患者や患者の家族と「人間関係」を築くことで、患者自身が「人間として扱われる」という温もりを与えるよう心がけたそうです。彼女は自分の仕事に対する見方を変えることで、自分の仕事に大きな意味を見いだしたと感想を述べているそうです。

【ジョブクラフティングと内発的動機付け】

少し長い説明となりましたが、このジョブクラフティングは「内発的動機付け」のからくりを上手に利用し、仕事に対する意欲を作り出す事を体系化したものであることを読み取ることが出来ます。

このジョブクラフティングは本人の「内発的動機付け」が働くポイントを抑えている必要がありますが、このポイントを抑えることが出来れば、自分の工夫次第で仕事に対する「やる気」を作り出す事が可能になるという事が読み取れると思います。

【内発的動機付けを子供に応用する】

ジョブクラフティングは大人が自分で取り組む事ですが、保護者である私たちはぜひこのジョブクラフティングで分かったことを子供のやる気を作り出すために応用したいですね。

もちろん、「内発的動機付け」である以上個々の興味や好奇心、または意欲などが尊重・理解されている必要がありますので、保護者はまずは子供の特徴を観察する必要がありそうですね。

私の長男は「タダ(無料)」が大好きですので、家庭で取り組む金融教育では「使う」という学習テーマに取り組む際に「出来るだけ安くお金を使う」という事に積極的に取り組ませる事が出来ています。これは「タスククラフティング」であり、お金を使う際には出来るだけ安く、そして出来るだけポイントを稼ぐというタスクに取り組む事になっています。

5歳児の長女は「おもちゃを買う」事が大好きですので、「作業タスク」に取り組むときに、作業タスクは「おもちゃを買うため」に取り組むことという認識を与えるように工夫しています。これは「コグニティブクラフティング」に取り組んでいることになりますね。

このようにジョブクラフティングの考え方を応用することで、子供の勉強は「テストでいい点数を取る」ことから、子供の特徴に合わせ、友達と一緒に過ごす時間が大好きな子供であれば、「友達と一緒の学校を選択できる自由を手に入れる」という新しい「内発的動機付け」を一緒に設定してあげてもいいと思います。研究が好きな子供であれば「よりよい環境で研究出来る道を進む為」に勉強に励むというのでも良いと思います。また記事を参考にすると自意識が高い場合は、社内評価をあげるというのも一つのジョブクラフティングであると書かれていたので、自意識が高い子どもであれば「高い点数を取る」ということも勉強する理由になるのだと思います。

筆者はジョブクラフティングというテーマを学習することで、「内発的動機付け」を応用することのイメージが少し湧いてきています。

まだまだ新しい取り組みとなるので、これから更に色々と学習することがあると思います。

新しいことがわかってきたらまたメルマガで皆様にお伝えしようと思いますが、今回のメルマガが子供のやる気を作り出してあげる為の何かのヒントになれば幸いです。
 
補足情報のリンク:
メルマガ:外発的動機付けを上手に利用する 
メルマガ:作業タスクの設定と深い関連がある「やる気」を作るもの「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」 
メルマガ:お小遣いを「稼ぐ」事で手に入る成長 

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