ローリスクで出来る資産運用！？

資産運用に取り組む為にリスクを徹底的に下げたい！と考えるのは少数派ではないと思います。
お金を増やしたいのだから、お金が増える可能性をあげ、お金が減るリスクは限りなくゼロにしたいと考えるのは不思議なことではありません。

しかしそのような事が可能なのでしょうか？一緒に考えてみましょう。

【投資のゴール】
【投資の損益】
【少額投資】
【学習期間】
【長期的に取り組むという姿勢こそ最終的にローリスクな投資を実現する】

【投資のゴール】

投資にはゴールがあります。以前の記事投資を始める時に知っておきたい３つのルールでも触れたように、それらは、世界的に有名な投資家であるウォーレン・バフェットさんの言葉を借りれば、「第1ルール、損しないこと。第2ルール、第1ルールを忘れるな」ということになります。

そうなのです。少し厳しいルールのようですが、投資は「損をしない」という目標に向う事が求められているのです。

言い換えれば投資は「しっかりとお金を増やす」為に取り組むことになります。

【投資の損益】

投資は「お金を増やす」という事を目標に取り組むという事でしたが、どのように損を出さずに利益を出せばよいのでしょうか？

実は投資において「損と利益」が確定するのは「株式を売却した」時点になります。

すなわち株式を保有している期間というのは、保有している金融商品の価値が上がっても下がってもそれは「見せかけ」の損益ということになり、損も利益も実際には「確定」していません。

ですので、「どのようにお金を増やそうとしているのか？」というプランがあれば保有している金融商品が一時的に「マイナス・損」の評価になってもいいと考えることも出来るのです。

また長期的に「積立投資」を行っている場合、株価が下がったときというのは逆にその金融商品を購入するチャンスという味方も出来るのです。

奥が深いですね。

また投資の期間をうんと短くして、デイトレードや短期トレードと呼ばれる投資のプロが取り組む投資方法もあります。これは株式などの金融商品を購入してから短ければその日の内、長くても数カ月から１年もしないうちに買った商品を「売却」し、利益を得るという投資方法になります。

【少額投資】

投資の世界では投資のルールが「損を出さない」すなわち「利益を出す」ということになるため、投資に取り組む以上「利益を出す」技術を身に着けていく必要があります。

また技術を高めることこそ「ローリスク」の実現への道のりの一つとなっていきます。

そしてその技術を身に着ける方法こそ「少額投資」の活用となります。

様々な証券会社で今は出来るだけ少額で株などの金融商品が買えるように各社サービスの開発をしてくれています。

例を上げるとSBI証券では１００円から投資信託を買うことができ、株式も銘柄によりますが、１株から買う事も可能となっています。

この「少額投資」を可能にしてくれている証券会社の努力の結晶こそ、投資を始めたばかりの方にもしっかりと学習期間を手に入れる道となります。

投資に取り組む以上、「損を出さない」という技術を身に着ける必要があります。このゴールに向かうことが出来なければ「投資」ではなくなってしまいます。

投資をしたければ経験を積み、「損を出さず、利益を得る」技術を身に着ける事が求められているのです。

【学習期間】

ではどれだけの期間を学習期間と定めればよいのでしょうか？これは人によって違うと思いますが、弊社の調査によれば少なくとも１年以上は学習期間と定める必要がある事が分かっています。

まず学習期間では証券会社の売買ツールに「慣れる」事が求められます。また買った株や投資信託などを積み立てる中でどのように購入した金融商品の価値が変動するかを学ぶ必要もあります。また運用期間が１年も経つと、様々な売買方法や積立、さらには利回りについても知識が深まってきます。このような事を考えると１年では短いという事も明らかだと思います。

ですので、学習期間は最低でも１年を定め、「損を出さずに利益を出す」という技術を身に着けるまでは学習期間は続いていくという事を念頭に学習を始めると良いと思います。

しかしこの技術を磨くことが出来れば最終的にはローリスクの投資を実現する可能性を高めることに繋がっていくのです。