お金持ちの共通点と考えるとどのような事が最初に思いつくでしょうか?
社長。会社を経営している。お金を沢山持っている。頭脳明晰。優秀なビジネスマン。このようなイメージが先行しますか?
GAZKID$がお金の教育について調べていくと、経済的に成功している人たちには意外な共通点があることも学びました。
それは「節約や倹約」です。意外ですか?
GAZKID$の公式noteにて厚切りジェイソンさんと株主優待の名人として有名な桐谷広人さんのお二方が節約に徹底しているということについて記事を書いたことがあります。また当サイトにおける投稿ではFIRE投資家として著名な桶井道(おけいどん)さんがコンビニに行かないという方法で節約に取り組んでいるという事についても触れました。
今回の記事ではもう一人、節約・倹約という共通点を持っている経済的な成功者をご紹介したいと思います。その方はテレビなどでも拝見することが多くなった、論破王として名高いひろゆきさんです。
【最高月収は1億円】
先月のYahoo!ニュースの記事でひろゆきさんの年収やお金の使い方についてテレビで話した内容を切り取って紹介していました。
お金の教育という視点から印象に残ったひろゆきさんのコメントは次の2点です。
- 「別に稼ぎたいと思ってるわけでもない。使うのが嫌なんですよ」
- 「いまだに缶ジュースは買わない。コンビニに行くと1リットル100円の麦茶とか売ってるじゃないですか。さらにスーパーに行くと…」
それぞれ記事では、お金を使うのが嫌であるという事を「貧乏性」、そしてコンビニではなくより安いスーパーで買う事を「庶民的な金銭感覚」と言い換えていました。
記事ではひろゆきさんの最高月収は1億円だったという内容も紹介されていましたので、稼ぐ金額から見れば、確かにスーパーとコンビニではいくらも違わないと考えることができるかも知れません。
しかしながら、お金の教育という視点から見ると、ひろゆきさんのお金の使い方は、お金を「使う」スキルが高いという事が言えるかも知れません。
「貧乏性」や「庶民的な金銭感覚」というとそれはそれで的を得ている表現なのかもしれませんが、お金の教育ではお金を「稼ぐ」事、そして「使う」事を学びます。
そしてお金を「使う」ことにおいては、お金は使ったら二度と戻ってこないという事を体験的な理解を積み重ねつつ、必要なものと欲しいものの違いを学び、さらにはお金を使う際はよりお金を使わない方法を一つでも多く身に着ける事にも取り組みます。
ひろゆきさんのお金の「使い方」はお金の教育で身に着けたい3つのスキルを自然と身に着けている、もしくは生まれながらにしてお金を「使う」スキルが高いという事も言えるのかも知れません。
生まれながらにして運動神経が高い人がスポーツ選手になれる可能性が高いように、ひろゆきさんは生まれながらにして金融リテラシーが高く、お金持ちになれる才能があったという風にも考えることが出来るのかも知れません。
そもそもお金をあまり使わないで済むような工夫が出来なければ、「稼いだお金を使い続ける」という循環になってしまい、一攫千金のような方法でも与えられない限りやはりお金がいつもなんとなく不足している状態になってしまいます。このような状態では「運用する」為の軍資金(タネ銭)も、仮に起業できるようなビジネスアイディアが生まれたとしてもそれを形にする為の元手を得ることも出来ない可能性が高くなってしまいます。
少し簡単に考えすぎかも知れませんが、やはりお金をなるべく使わないでいられるというのはお金の教育では金融リテラシーが高いという事ができ、さらにはチャンスも掴みやすくなると考えることが出来るのではないでしょうか。
ひろゆきさんは最高月収が1億円だったという事ですが、このような所得を得られたのもITの才能を開花させる金融リテラシーの高さが備わっていたと考えることが出来るかも知れません。
【まとめ】
今回は「節約・倹約」という視点からひろゆきさんの金融リテラシーの高さについて掘り下げてみました。
経済的に成功するための才能と考えると、ビジネスアイディアとそれを実現させる能力が注目されがちですが、このほかにも金融リテラシーの高さという才能も加えてもいいのかも知れません。
「金融リテラシー」とは「お金に関する能力・知恵」を意味しますが、「金融リテラシーが高い」という事は、お金をより多く「稼ぎ」、お金をなるべく少なく「使い」、将来に必要なお金をしっかりと「貯め」、資産を増やすために「運用する」事の一つ一つがより効果的に出来ることだという事が出来るのかもしれません。
ひろゆきさんは記事によると「主な収入は、コメンテーターの仕事やWebサイトの運営、投資などで得ている」という事ですが、彼が経済的により多く稼ぐことが出来ているのはお金の稼ぎ方のスキルが柔軟でとても高いという事を想像することが出来るかもしれません。
子供たちの将来を考える時、お金の苦労はさせたくないと考える保護者の方は少なくないと思います。
この願いを叶える方法として、これまでは、保護者のビジネスを子供に残してあげるとか、不動産を残してあげる、現金を残してあげるなど、という方法に可能性を見出そうとする傾向があったと思います。現在ではこれらの方法に加えお金の教育に取り組む事で、経済的に成功できる可能性を子供のうちから育てていくという事が可能になっています。
GAZKID$は一つでも多くの家庭で子供たちがお金の教育に取り組む事が出来ることを願っています。
補足情報のサイト:
note:株主優待といえば「桐谷広人」さんのお金の使い方が凄かった
note:厚切りジェイソンさんが家族全員が一生困らない財産を築いた方法
記事:ひろゆきに「貯金いくら?」と尋ねたら… 衝撃回答にスタジオ騒然「すごい」「言っていいんだ」
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