金融教育を取り組み始めて感じた兄妹の変化(成長)

お金の教育

筆者の家庭には子供が3人います。我が家の子供たちはとても仲が良く、いつも平和に過ごしています、、、という事を目標にしています!

【兄妹喧嘩】

筆者の子供は上から順に中学2年生の長男、年長の長女、そして1歳の次女という構成です。

そして顔を合わせればいがみ合っているのが長男と長女です。。。やれやれという日常です。

二人の喧嘩はどちらかがちょっかいを出し、ちょっかいを出された方がムキになるという感じです。

【講じた対策は、、、】

時に兄妹喧嘩も必要な事はあるでしょう。しかし顔を合わせれば喧嘩をしているのが日常になると、必要な喧嘩というようにはなかなか捉えることが出来なくなります。

ですので、何とか「喧嘩に発展しないように」と一つ屋根の下で暮らすものとしては願っています。

家庭で金融教育に取り組む前は「喧嘩に発展しないように」と促すのは長男に対してでした。今考えると一方的であったという反省がありますが、当時は「中学生なんだから、、、」「相手は5歳児だよ、、、」という事を理由に長男が大人になるように促す方法を自然と選択していました。

【新しい方法】

しかし長男だけが喧嘩の原因を作り出しているわけでは無く、やはり喧嘩の原因は二人で作り出しているわけです。長男が長女にちょっかいを出す。逆に長女が長男にちょっかいを出すという事もあるわけです。このような状況ですので、長男に対して「大人になってほしい」と言ったところで、長男にも限界があるわけです。

やはり二人に対する策を講じる必要があるわけです。

特に在宅の仕事が増え、日常的に二人の喧嘩の騒ぎを目の当たりにすると自然と策を模索し続けようとするのですが、なかなか二人の態度が変化するような策が見つからないままでした。

しかし、家庭で取り組む金融教育に取り組み始め、ふとしたタイミングがあり、二人に「兄妹喧嘩をしなかったら二人にそれぞれ50円ずつボーナスお小遣いをあげる」という作業タスクを設定してみました。喧嘩をしないという生活習慣改善の為の作業タスクを設定したわけです。

当初は目新しさもあり、喧嘩をしない日が奇跡的に5日間ほど続いたのですが、やはり新鮮さが薄れると喧嘩が始まるようになりました。

しかしながら、喧嘩をしないという奇跡的な5日間が続いたのは事実で、それが結果的に二人の兄妹喧嘩に対し、策を講じる為のガイドラインのような役割を担ってくれるようになりました。

「この間のように上手に相手から離れようね!」というような策です。

【兄妹喧嘩をしないという作業タスクを設定してからの3カ月間】

そしてさらにこの策には子供たちにとっては50円という「稼ぎ」が伴います。

実は作業タスクで50円というのはひと月頑張れば1500円となるため、金融教育に取り組み、ある一定の時間が過ぎると子供たちも50円の作業タスクは「稼ぎが大きい」作業タスクであるという事が分かるようになります。

ですので子供たちの中に「喧嘩を避ける=大きなご褒美」という「外的動機付け」が徐々に働くようになってきます。

筆者自身は喧嘩が止んでくれることに対して策を講じたい一心で思いついた作業タスクでしたが、1月程前に長男が長女に対し「喧嘩をしなければ50円ももらえるんだよ!だから一緒に頑張ろう!」と促すのを見ることが出来ました。

【GW中】

二人は顔を合わせると喧嘩をしているような感じなので週末、二人が一緒にいる時間が長ければ長いほど、どこかのタイミングで喧嘩が起こっていました。

ですので、3連休ともなると、楽しみの半面、兄妹喧嘩をどう避けようかと自然と考える事も常でした。

しかし、2月から「喧嘩をしない」という作業タスクに取り組んだ結果、GW中は一度も兄妹喧嘩をすることなく過ごす事が出来たのでした。

もちろん筆者が知らないところで多少の衝突はあったのかもしれませんが、以前のように最後に長女が泣いてしまうような喧嘩ではないので、筆者からすれば兄妹喧嘩は起こらなかったに等しいと感じます。

【兄妹喧嘩には金融教育!?】

兄妹喧嘩は時には必要かもしれません。またそこで社会を学ぶのかもしれません。しかし日常的な喧嘩は必要な喧嘩とは言えないような気がするのも筆者だけではないと思います。

筆者の家庭では長男と長女の不要な兄妹喧嘩を止めさせることは家族の課題となっていますが、この課題は今でも継続して取り組んでいます。

しかし金融教育を通じて講じる策のきっかけを得ることが出来ました。まずは「相手にしないことを学ぶ」というガイドラインです。

今では二人に「どちらかが嫌なことをしてきたらその場から離れようね」と長男・長女それぞれのどちらかがヒートアップする時に伝えています。

筆者の家庭の取り組みが唯一の答えという事ではありませんし、さらに良い方法があるといつも感じていますが、もし兄妹喧嘩で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、金融教育で取り組んでいることを上手に活用するのも一つの手かもしれませんね。

皆様のご家庭で金融教育に取り組むという事は、子供たちが金融リテラシーを高め、いつかはFIRE(経済的自立、早期引退)を目指すことになりますが、その過程で、兄妹仲良くする楽しさを学んだり、お手伝いを通して社会参加を学んだり、勉強をすることで勉強の楽しさを知る事が出来るととても有意義な取り組みになると感じています。

補足情報のリンク:
note: 中1男子と5歳児のやる気を引き出す教育法
note: 〇〇の価値を子供が理解するとき、兄妹が協力し合って「兄妹喧嘩」を避けようとするようになる
note: 兄妹げんかを卒業させるまで
メルマガ:作業タスクの設定と深い関連がある「やる気」を作るもの「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」
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