「買って怪獣」からの解放!

お金の教育

GAZKID$では昨年4月より、モニター家族の協力を得て、家庭で金融教育に取り組むと子供たちにどのような影響があるかを調査してきました。そして金融教育に一定期間取り組むと、子供たちが「あれ買って」「これ買って」と自然と言わなくなるという事が分かってきました。

【買って怪獣がもたらすストレス】

子供たちが「買って怪獣」に変身するとき、その度に「今度買う」という理由を探す保護者の方は少なくないのではないでしょうか?

筆者も子供たちから「買って」と言われると、溜息が出ていました。金額が大きいものであれば「クリスマスやお誕生日ね」という理由が子供でも分かりますが、例えば日々の細かいお菓子やジュースの「買って!」はいかがでしょう?筆者は子供の健康を害するという不安で「また今度ね」と言いはするものの、「買ってもらえなかった、、、」という子供の心の傷にはならないだろうか、という一抹の不安や葛藤をその都度感じたりしていました。

これは筆者だけの葛藤なのかもしれませんが、このストレスへの解決が得られたのが家庭で取り組んだ金融教育でした。

【買って買ってと自然と言わなくなる】

家庭で金融教育に取り組む際、子供たちはお小遣いを「稼ぐ」、そして稼いだおこづかいを「使う」という学習を繰り返します。

加えて筆者の家庭では中学生の長男にはお菓子やジュースのような細かな買い物であれば「自分で稼いだお小遣いで自由に買って良い」と伝えてあり、さらに5歳児の長女でも「欲しいなら自分で稼いだお小遣いで買ってね」というように促しています。

すると、この繰り返しによって「何か欲しい→親を頼る」という考え方が、「何か欲しい→稼いだお小遣いで買う」という考え方に変化していったようです。

特に中学生の長男に至っては比較的大きい買い物も「親に頼る」という考え方から「自分の持っているお金で買えるかどうか?」という考えに変化しています。

ですので、金額が大きくなる買い物の場合は「買って!」ではなく「(自分のお金で)買っても良い?」というような質問の仕方になりました。

さらに5歳児の長女も「おもちゃ買って!」から「おもちゃ買いたい!」という発言へ変化し、長男と同じように「買って怪獣」に変身することが無くなりました。

【まとめ】

金融教育に取り組むと子供たちが「買って怪獣」に変身しなくなる、というのは、GAZKID$開発に着手した時には分かっていなかったことです。

また、子供たちが「買って」という発言の背後には「自分では買えない→親に頼るしかない」という理屈があると考えることができ、親が「買わない」と言ってしまえば、「親に頼れなかった、親が頼らせてくれなかった」と考えるのは仕方がないことなのかもしれません。

そして「買わない」と言うと「パパのいじわる!ママのいじわる!」といじわる扱いされてしまうのです。

しかし金融教育に取り組み、子供たちが自分でお小遣いを「稼ぐ」、そして自分で稼いだお小遣いを「使う」という事を繰り返すことで、「何か欲しい→自分のお小遣いで買えるか買えないか」を考えるように変化していくようです。

そしてその結果、何か欲しいと感じたときに、中学生であれば自分の判断で買うようになり、5歳児であれば「〇〇が欲しいから一緒に買いに行って。」という発言に変化するのだと考えることが出来ます。

筆者にとって子供たちが「買って怪獣」に変身するのは小さなストレスではありましたが、これが続くとなかなかしんどいと感じることもありました。

しかしそれが金融教育に取り組んだことによって解決が得られたのは嬉しい体験となりました。

メルマガを読んでいただいている方の中でも同じように買って怪獣に悩まされている方がいらっしゃるかもしれません。

ひょっとすると、お金の教育に取り組むことによって解決がもたらされることになるかもしれませんね!

皆様のご家庭での金融教育の成功をお祈りしています!

補足情報のリンク:
メルマガ:金融教育は3歳から始められる?
メルマガ:金融教育ってなに?
コンテンツサイト:日本でも金融教育が始まる
note: 「〇〇を買い与えない」子育て
note: 「買って!」と言わなくなる魔法の〇〇

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発行元:GAZKID$

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