投資を始める年齢は何歳がいいの?

お金の教育
Boy with Impossible word on chalkboard. shot in the classroom

2022年4月より日本では高校生を対象に資産形成の授業が義務教育となりました。また日本の成人年齢の引き下げにより、親の同意がなくても18歳から証券口座の開設が可能になりました。

では実際に投資は何歳から始めたらよいのでしょう?弊社ではGAZKID$サービスの開発の際、モニター家族に協力を仰ぎ、家庭で金融教育に取り組んで頂いております。その中で分かってきていることなどを題材に一緒に考えていきましょう。

中学1年生が証券口座を開設した事例

あるご家庭では金融教育に取り組むにあたり、お子様の証券口座の開設を考えたそうです。

中学1年生のお子様がお金の教育に取り組み始め、「稼ぐ」「使う」という事を学ぶ中で「稼ぐ」手段を増やす方法に興味を持ち始めた頃に証券口座の開設に着手したようです。実際にご家庭で金融教育を始めてから約4カ月が経った頃だったそうです。

未成年口座開設

実際に開設したのは未成年口座となりますが、取り扱い銘柄が多い証券会社を選んだそうです。

またこちらのモニター家族が選択した証券会社は未成年口座を開設する際は保護者があらかじめ証券口座を開いている必要があるということだそうです。

口座開設には書類のやり取りがあったものの、無事に開設に至ったそうです。また証券会社が提供するスマホ用アプリで操作できるという事も証券会社選びの判断材料となったようです。

初めての投信

実際に証券口座を開設し、お子様と一緒にどのような株を買おうか??と見たところ、銘柄の多さに驚いたそうです。また星の数ほどあると思えた株式から一つ、二つを絞り込むことが出来なかったようです。そこでプロが目利きして将来性の高い銘柄を購入することが出来る投資信託の購入に至ったそうです。

また未成年口座を開いた証券会社に投資信託ランキングというランキングもあり、大変参考になったそうです。

そしてランキング順位の高いもの二つを選ぶことができ、初めての投資に踏み出すことが出来たようです。

積立て株式を購入する

購入方法にはいくつかあったようですが、定期的に積み立てて購入するという方法があったので、積立投信という購入方法を選択したようです。

実際に運用を初めてみて

実際に運用を始めると自分の投資したお金が増えたり減ったりすることを興味深く感じているようです。

もちろん大人とは感じ方が違い、ポイントはもらえたら価値の変動はなく、使いたければすぐに使えるわけですが、投信の価値の増減は実際に今は使えるわけではありませんので、実体験としてお金が増えているという感覚はすぐには分からない様子とのことです。

しかしながら、アメリカの金融政策によって株価が落ち込んだ際は自分の投信の価値がマイナスになることを経験し、そのうえでまた株価が回復し投信の価値もプラスになることを経験した際は、価値の変動を確かに体験した様子だったようです。

また、親御さんと一緒にこの投信を5年間続けるといくら位になるのか、さらにはただ貯金した際の金額と比べると、金額の差がどれ位大きくなるのか、というような事を一緒に考え、資産運用に取り組む事の理由を再確認することが出来たようです。

こちらのお子様は中学1年生とのことですが、学校で数学も学びますので、数字的な事は一通り理解出来ているようです。

何歳から投資を始められるのか?

投資は相場が相手ですので、経験があるとないのとでは大きな開きになります。

GAZKID$が学んだところによれば少なくとも中学1年生以上であれば数学的な理解も伴うため、投資について保護者と一緒に学び始めることは可能なようです。

またご家庭によっては小学校高学年からでも、または小学校低学年からでも保護者と一緒であれば投資を体験することが出来るのではないでしょうか?

最終的には子供たちが自分のスキルで投資を行っていく事がゴールになりますが、それまでの間保護者と学びながら投資に取り組むのであれば、すくなくとも中学生以上であれば一緒に取り組むことが出来るようです。

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