お金を「使う」際の自制力が養われました

お金の教育

GAZKID$は、子供たちのやる気を後押しし、さらには子供に生涯ずっと大切になる「お金に関する知恵」を学ばせてあげることができる「家庭で取り組める金融教育」のサービス開発に取り組んでいます。

開発の中で、すでに筆者の家庭を含む、数家族で実際に金融教育に取り組んで頂いています。これらの取り組みの中で気づかされたことや学んだことなどをメルマガで発信しています。

本日は筆者の中2の長男がお金を使う事に対する「自制力」を身に着けたお話を紹介します。

【金融教育取り組み開始】

中2の長男はお金の教育に2021年4月より取り組み始めました。

始めたての頃は「お金の先生」である筆者自身も、どのように教育すれば良いかよくわかっていない状態で、海外のサービスなども参考にしつつ、まずはお小遣いを「稼ぐ」事から取り組みを開始しました。また、稼いだお小遣いを電子決済サービスを利用して送金することにも取り組み始めました。

半年以上たった2022年お正月、彼の電子決済アプリには7000円以上のお金が貯まっていました。

当時は「貯める」という事には取り組んでいなかったので、「稼いだお小遣い」をそのままスマホの電子決済残高として残してありましたが、現在は「貯める」にも取り組んでいるので、5000円貯まったら3000円はすぐに銀行口座に移動することになっています。

【2022年お正月】

自宅でお金の教育に取り組むようになり7カ月が経ち、スマホアプリの電子決済ツールには7000円以上の残高が記録されている状態で、彼はお正月休みにお友達4,5人で渋谷のNIKEショップに遊びに行くことになりました。

中1になり入部したバスケ部の友達と一緒に行くという事で、彼もとても楽しそうに家を出ていきました。

そんな彼が帰宅した際、スマホにあった7000円は0円となっており、バスケットボールとバスケット用パンツが袋の中に入ってました。

【お金を「使う」経験】

彼にとっては自分で「稼いだ」お小遣いで始めてした大きなお買い物だったので、喜びも大きく、とても誇らしい経験となった事と思います。

しかしお金の教育に取り組んでいたので、一緒に金融教育の一環として読んだ「13歳からの億万長者」という本の中に出てくる、「お財布に貯まったお金が「使って使って!」と叫んでくる」という体験も出来たようでした。

この本の中では「使って使って!」と表現されていましたが、実際には「買える買える!」と電子マネーが叫んでいたようでした。

また本の中の「お金は使ったら無くなる」という経験も出来たようで、決済完了後に電子決済アプリの残高が数十円になり、「お金が無くなった」という経験も出来たようです。

さらには本の中には「必要なものと欲しいものの違い」について触れています。

この考えになぞらえると、彼が買ってきたバスケットボールとバスケ用パンツは「欲しいもの」に分類されることも理解できたようです。なぜならば彼はすでにバスケットボールもバスケ用パンツも「持っていた」からです。

今年のお正月のこのお買い物は、彼にとっては誇らしい体験でもあり、お金の教育が進んだ経験にもなったようでした。

【本当に欲しいものの為にお金を使いたい】

長男のお誕生日は1月です。

ですので、バスケットボールとバスケ用パンツで7000円を使った後に彼のお誕生日が来るという流れになっています。

そして彼のお誕生日を迎える時期が近づくわけですが、彼はすでに「欲しいもの」であるボールとパンツをすでに自分で買っていました。

ですので、お誕生日プレゼントとして「欲しいもの」が無くなってしまったのです。

ですので、筆者と妻は5000円以内であればいつでも良いから本当に欲しいものが決まったら教えてね、という事を彼には伝えてありました。

そしてそのような会話をしてから5カ月が経った先日、彼は「本当に欲しいもの」を購入することになったのでした。

【欲しいと感じたモノは色々とあったけど、、、】

彼がとても強く欲しいと感じたものは「文房具」でした。

さらに価格は1万円はしなくともそれなりの高額なもので筆者と妻は「本当にこれでいいの?」というような確認作業を行いました。

このやり取りの中で彼が発した言葉の中に「1月からずっとお誕生日プレゼントで欲しいものを考えてきたけど、本当に欲しいものを買うって決めて考えてきたから、この文房具は本当に欲しいって分かってる」というような内容の言葉がありました。

彼は彼なりに金融教育を体験し、そして「お金は使ったら無くなる」金融教育のゴールである経済的自立が手に入れられるまでは「お金はなるべく使わない方がいい」、さらには必要なものを買う際は「お金を使うならなるべくお金を使わない方法で買う」ということも理解が進んでいるようでした。

その証拠に、今回の文房具を買う際もいくつかのECサイトを吟味し、最安値で買えるところを見つけて妻に買いたいものの情報を共有していました。

【長男が学んだこと】

今回の遅れてやってきたお誕生日プレゼントの購入体験を通し、長男が金融教育を通じて学んでいたことが決して少なくなかったという事を筆者夫婦も理解することとなりました。

「欲しいものをしっかりと吟味する事」に加え、「より安く買う」という二つの行動は、お金の教育に取り組む事なくして実践することは無かったと感じています。

お金の教育に取り組む事はまだまだ始まったばかりですが、発見が多く、子供たちはしっかりと「金融リテラシー」のスキルアップを手に入れることが出来ているように感じています。

お金の教育における、お小遣いを「稼ぐ」取り組みは、子供たちの「やる気」を後押ししてくれるものであるので、子供の「やる気」作り、の一貫として取り組んでいるところもありますが、実際に「金融リテラシー」の向上を手に入れることも出来ている様子を見ると、無駄が少ない教育であると感じています。

ぜひ皆様のご家庭でも、お子様たちの「やる気」を後押しして、子供たちが「高い金融リテラシー」を手に入れることが出来るよう、スタッフ一同心から願っています。

補足情報のリンク:
note: 金融リテラシーが向上すると将来に対する希望が生まれる?
note: お小遣いが多くなった中1男子が始めた〇〇
コンテンツサイト:「貯める」を学ぶとは
コンテンツサイト:金融リテラシーとは?

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発行元:GAZKID$

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