親子でお金の上手な使い方を知ろう:未来のお金に備えるために

金融リテラシー

お金に関する基礎知識を身につけることは、子供にとってとても重要です。将来、自分自身や家族を守るためには、お金の上手な使い方を学び、実践することが不可欠です。この記事では、親子でお金の上手な使い方を学び、未来のお金に備える方法を紹介します。子供たちがお金について楽しく学び、未来を見据えた賢いお金の使い方を身につけられるように、親子で一緒に取り組んでいきましょう。

【子どもが自然と身に着ける!家庭でのお金の教育の方法】

家庭でのお金の教育には、「稼ぐ、使う、貯める、運用する」の4つの学習カテゴリーが一般的ですが、昨年私は、「お金を使う」ということには「技術」が必要であることを学びました。以来、夫婦でトライアンドエラーを繰り返し、子どもたちにも共有しながら、賢くお金を使う方法を磨いています。

子どもたちには、お金を使う際に必要な3つのことを教えています。まずは、必要なものと欲しいものを区別すること。次に、お金を使ったら手元から無くなってしまい、二度と戻ってこないことを理解すること。そして、なるべく少ないお金で済ませる方法を身に着けることです。

我が家では、子どもたちが欲しいものを買う際は、自分で稼いだお小遣いから支払わせています。また、お金を使うたびにスマホの電子決済画面を見せて、お金がなくなってしまったことを視覚的にも確認させるようにしています。さらに、学校で必要な物や季節の行事で必要な洋服など、子どもたちの社会生活において必要なものを購入する際には、より安く手に入れる方法を模索し、その値段や購入方法を子どもたちと共有しています。

これらの学習を繰り返すことで、子どもたちはお金を賢く使う技術を自然と身に着け、お買い物の際に安く手に入れる方法を見つけ出すことができるようになります。

【お金を節約するなら『待つ』ことが大切!】

お金の教育を始めた当初、我が家がまず取り組んだのは「お金を稼ぐ」というスキルでした。

長男がもっとお小遣いを稼ぎたいと言った事がきっかけとなったのですが、当時の私はお金を稼ぐ方法は「労働」だけだと考えいたので、メルカリで不要なものを売るという方法が稼ぐ方法の一つであることを知った事は、私自身の金融リテラシーが向上する上でも大きな影響を与えました。その後は自宅で不要になった物は積極的にメルカリで販売し、先日も長女が生まれた際に何度か使った「お出かけセット」を約7,850円で販売することに成功しました。

さらに、我が家では子供たちが必要なものも積極的にメルカリを使って購入しています。長女が間もなく保育園を卒園しますが、その際の靴を1月中旬にメルカリで購入しました。もしこのようなお金の教育に取り組んでいなかったら、卒園式で一度しか履かない「行事用の靴」であっても、デパートなどで新品・定価で購入していたかもしれません。しかし、金融リテラシーが向上した我が家は、メルカリで良いものを探すための『タイミング』の重要性を理解することができており、卒園式の4カ月前からメルカリで探し始め、先月「未使用に近い」状態のとても可愛らしい行事用の白い靴を1280円で購入しました。

このような買い物体験を家族で積極的に共有し、金融リテラシーを少しずつ向上させる中、昨年末我が家は「ジモティー」と出会いました。そして「ジモティー」を使うことで、欲しいものを手に入れる際に必ずしも「お金を使う」必要があるわけではないことを学びました。欲しいものがあっても、今すぐ買わなくても良いものは、「ジモティー」に掲載されるのを待つことができます。すると、状態の良いものをとても安く、もしくは0円で手に入れることが可能になります。

ジモティーで譲っていただいたものには、子供たちが食事をするときに使う椅子や、筆者が使うワーキングチェア、そしてコンベクションオーブンなどが含まれています。実際にこれらを新品で買うと、ワーキングチェアは税込みで32,000円、子供用の食事椅子はそれぞれ税込みで14,480円と32,780円になります。コンベクションオーブンは税込みで12,800円でした。

しかしながら、これらを譲っていただいたのです。この経験は子供たちが実際に使う椅子や私のワーキングチェアを手に入れた方法を説明し、家族で学びを共有できる貴重な経験となりました。

【時代に合わせた金融スキルを手に入れる】

お金を使う方法は、メルカリ以外にもPayPayやメルペイのポイント還元、ショッピングモールの値下げなどがあり、タイミングを見計らうことで購入価格を驚くほど下げることができます。

こうした方法を知ることで、欲しいものを手に入れるために「稼ぎを増やそう」とだけ考えるだけでなく、購入価格を下げることも検討できるようになります。これにより、不必要な支出を避け、より賢い消費者になることができます。

また、欲しいものを手に入れるためには「待つ」という方法もあります。この方法を使うことで、お金を使わずに欲しいものを手に入れることができるかもしれません。このスキルは、子供たちに教えることができます。

こうしたスキルが身につくことで、将来子供たちが家庭経済を管理する際には、お金を出来るだけ手元に残すことができ、貯金や資産運用などにより多くの元手を残すことができるようになるでしょう。

かつて、人から譲ってもらう方法は、直接頼みに行く必要があり、マイナスイメージがありました。しかし、現在はジモティーやメルカリなどのサービスがあるため、仲介役としての役割を果たし、マイナスイメージがなくなっています。これらのサービスを上手に活用することは、柔軟に時代に適応することにつながり、時代に合わせた金融スキルになると考えられるのです。

参考情報のサイト:
note: 妻が今年に入ってメルカリの売上を7万2000円まで増やした話
メルマガ:ジモティーに挑戦 | 「0円」で手に入れるという方法 | 体験談 
コンテンツサイト:おふくろの味とお金の知恵は家庭で受け継ぐ事ができる | 家庭でできるお金の教育 

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