子供の成功を決めるのはお小遣いを稼ぐ力?!

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我が家では、お金に関する教育に力を入れています。今年の4月で2年が経ちますが、小学校を卒業したばかりで幼さが残っていた長男も、あっという間に中学3年生になろうとしています。高校受験が待ち受ける彼の人生において、お金の教育が必要不可欠だということを私たちは知る事となりました。

【お小遣いを稼ぐ力が子供の成功を決める理由とは?】

子供にお金の教育をする際、お小遣いを「稼ぐ・使う・貯める・運用する」という4つの学習カテゴリーに取り組ませることが大切です。特に「稼ぐ」ことは、残りの「使う・貯める・運用する」ための資金を作り出すために不可欠です。そのため、お小遣いを稼ぐことができるかどうかは、子供たちがお金の教育を受ける上での成功の鍵を握っています。

子供たちが作業タスクに取り組むことができるよう、動機付けのカラクリを少し知っておくと良いのですが、お小遣いをもらえることは、子供たちにとって「外発的動機付け」という動機付けを得られることになります。「外発的動機付け」とは、報酬や評価、懲罰などを指す言葉で、お小遣いをもらえるということは、「報酬」というカテゴリーに当てはまる動機付けとなります。

この動機付けをうまく働かせることで、子供たちは「やらなければならないとわかっているけどなかなか重い腰が上がらなかったこと」においても、「お小遣いをもらえる」という「報酬」という動機付けを得ることで、行動を起こす力を手に入れることができます。

私たちの家では、長男に対して、2年前からお金の教育を始め、毎朝起きて学校の予習をすること、そして帰宅後に学校の復習をすることを100円の作業タスクとして設定しました。そして、2年間この作業タスクに取り組んだ結果、長男は勉強することがすっかり習慣化し、本人の成長も伴い、勉強はやらなければならないことになりました。

【経験こそが最高の先生:英語からお金まで、学ぶべきことを体験する重要性】

英語教師でもある筆者は、すでに7〜8年の経験を積んでいます。この経験から、勉強や人生において「経験」がいかに重要かを理解し始めるようになりました。

たとえば、英語の基礎文法を教えるには、3回の1時間のレッスンで十分に説明できます。しかし、この3時間のレッスン内容をビジネス実践で活用するためには、1年、2年、3年と「より多くの英語表現に触れ」「より多くの文章を書く」などの経験を積み重ねる必要があります。

英語の単語についても同様で、「〇〇という英単語はXXという意味だよ」と説明するだけでは、その単語が持つニュアンスを理解することはできません。ですから、英語の「経験」を積み重ねることが重要になるのです。

このような考え方を持つようになった我が家では、長男の学力向上のために、学校の成績を上げるテクニックよりも、科目ごとの経験を積むことができる「勉強習慣」を作り上げることに力を注いできました。そしてこの取り組みにより、徐々にではありますが、長男はテストの点数も上がり、勉強に対し「やらなければならない」という姿勢も高まっています。

お金に関する教育においても同様で、お小遣いを「稼ぐ・使う・貯める・運用する」といった経験を積み重ねることが大切です。それぞれの学習カテゴリーを説明することは大した時間は掛かりませんが、子どもたちが親の説明を体験的に理解する為には、「経験を積む」というプロセスが必要となるのです。

筆者の長男は、お金に関する教育に2年近く取り組んだ結果、金融リテラシーを向上させ、自分のお金を増やす方法を積極的に学ぶようになり、さらには余剰資金を運用し、「自分の為にお金に働いてもらう」という判断も自然と出来るようになりました。このように、勉強習慣と金融リテラシーを向上させることができ、目標達成に向けた取り組みが正しかったことを実感しています。

【成功への道は続けることから始まる:筋トレとお金の教育から学ぶ、学びを積み重ねるプロセス】

学校で学ぶことやお金の教育も、深く理解して自分自身の力に変えるには、そのプロセスを理解する事が必要です。

私は英語講師として働く中で、頭と体を強くするためには「筋トレ」が重要だと考えるようになりました。

筋肉を増やすには、筋トレを日々継続することが必要ですが、その効果が現れるまでには、数年間かかることもあります。また、筋肉を維持するためにも、筋トレを続ける必要があります。

頭を鍛えるのも同じで、まずは座学で知識を得て、それを実践に活かすためには、予習・復習に励んで頭の中の情報量を増やし、問題を解くことで応用力を養う必要があります。

お金の教育も同じように、行動し、結果を知り、反省し、次に活かすことで、稼ぐ方法や使う方法、貯める方法、投資する方法などの知識を蓄えることができます。

私たち家族はお金の教育を2年間続けていますが、成功には時間がかかることを知っています。だからこそ、焦らずにコツコツと学びを積み重ね、日々の収穫を大切にしながら、これからも学び続けていきたいと思っているのです。

補足情報のサイト:
コンテンツサイト:作業タスクの設定と深い関連がある「やる気」を作るもの「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」 
メルマガ:お金の教育で子供のやる気が向上する?! 

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